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YouTubeが⽣んだOyster Monster

株式会社海男

梅津聡UMETSU SATOSHI

LIST OF
OYSTERS
  • せっか - スミノエ
  • 有明 - 真牡蠣
  • おとふせ - 真牡蠣
  • ふわふわ - 真牡蠣
  • 玄海 - 真牡蠣
  • 花美 - 岩牡蠣

梅津の牡蠣はうまい。
掛け値なしに。

たとえば
有明海でしか採れない
幻のマガキ「おとふせ」。
小さな殻に
ぎっしり詰まった身。
均整の取れた力強い貝柱。
口に含み噛みしめると
徐々に広がる、
甘く濃厚な味わい。
我々はその旨味の暴力に
只々、ひれ伏すのみだ。

たとえば
スミノエ牡蠣「セッカ」。
干満の差が激しい
有明海の干潟で
厳しく育てられる希少品種。
硬く平べったい殻の中に、
収められた身は
独特の食感と
スッキリとした味わいが特徴。
酒との相性が抜群で、
どんな下戸でも飲みたくなる
とってもデンジャラスな牡蠣である。

扱う品種の多彩さ、
そして一つひとつの質の高さ。
牡蠣のこと、そして海のことを
熟知しているからこそ為せる業だ。

しかし生産者としての梅津を
正確に評するのであれば、
フォーカスすべきは、
養殖技術の高さだけでは不十分である。

梅津 聡

梅津はかつて「漁師」ではなかった。

港湾工事を主とする、
土木事業者として、
有明海のみならず、
日本全国の海と港を
主戦場に仕事をしていた。

土木事業者から見た、
日本の海と漁業の窮地。

海の環境の変化に伴い、
年々減る漁獲高、
高齢化と後継者不足。
自分の大好きな海、
漁師たちの未来が
どうなってしまうのか。
自分を育ててくれた有明海、
そして日本の海が
豊かさを失っていく現実に
居ても立ってもいられなくなった。

海の環境を改善するため
漁師町に活気を取り戻すために、
意を決して、漁師へと転身した。

梅津聡、39歳、初夏のことだった。

 
仲間も、頼る師匠もいない。
来る日も来る日も、
You Tubeで
世界各地の牡蠣養殖動画を漁った。

見たことも聞いたこともない
世界の牡蠣生産の実態。
言葉は一切わからなかった。
しかし、それが何をしているのか、
何を伝えようとしているのかは、
梅津にはしっかり理解できた。

ブラウザを閉じると
決まって梅津は海へ向かった。

世界一流の生産者のロジックを
地域の海でどう実践するべきか。
365日、寝る間を惜しんで
PDCAサイクルを回し続けた。

度重なる失敗。
見えない出口。
周囲のものからは
冷ややかな目で見られた。

「できるわけがなかろう」
「梅津がアホなことしとる」

しかし、彼は自分だけを信じ続けた。

そして常識と、戦い続けた。

梅津 聡

有明海は
彼にとって母なる海だ。
少年時代からずっと、
人生の悦びも
厳しさも教えてくれた。

梅津は“母”に問い続けた。

どうしたら、
いい牡蠣をつくれるのか。
この養殖を続ければ
海の環境は取り戻せるのか。
漁師の生活を豊かにできるのか。
そもそも、
自分は人を幸せにできるだろうか。

額を流れる汗が、やたらと目に滲みた。

梅津 聡

今、梅津はこの国の
牡蠣生産の常識を覆す、
Oyster Monsterとなった。

彼の牡蠣は
多くの一流シェフに愛され、
品評会でも高い評価を受けている。
日本全国の生産者が彼のもとを訪れ、
“梅津メソッド”を学んでいる。

様々な課題に
真正面から向き合うことで
見えてくる本質。
逃げない勇気。
追いかける情熱。

梅津は牡蠣養殖を通じて、
有明海だけでなく日本中の、
いや、世界中の海に
豊かさをもたらそうと
本気で考えている。

だから苦しくても戦うのだ。

「牡蠣は海を豊かにしてくれます。
もっと牡蠣生産が盛んになれば、
世界の海は豊かさを取り戻せる。
僕はそんな未来を実現させたい」

戦い続けるMonsterは、
そう誓うと、
海に目を落とし相好を崩した。

PROFILE

梅津聡

うめつ・さとし

1973年10月1日生まれ。佐賀県太良町出身。
幼少時から有明海とともに育つ。
高校卒業後、家業の土木建築会社に入社し、
主に港湾工事に従事。
日本の漁業の行く末を憂い、
自分でできることから始めようと、
2013年から試験的に牡蠣養殖を開始。
参考にしたのはなんとYou Tube。
世界各地の多種多様な養殖技法を独学で学び、
その結果、革新的な養殖方法を編み出し、
新種の牡蠣を次々と生み出すことに成功。
まさに日本牡蠣業界のモンスターである。

殻付き牡蠣専門店 海男
https://umiotoko.shop-pro.jp/